私の学ぶ気学では、相剋は凶ではないから使えると学ぶ。
同じ気学を学ぶ人はほとんど当たり前に知っている基本中の基本。
でも自分進む道はこれで大丈夫かどうかと不安になる人は多い。
自分の進む道が失敗か正解か。
「何をやってみてもいい、もちろん道に外れることはいけないけれどね…」という先生の言葉にふと気づく。
その失敗の道は凶なのか? 相剋なのか?
凶方はわかりやすい言い方で言えば毒。
毒は体に悪いけれど、それですら、飲む量で致死量に至るには時間がかかる場合もある。
解毒すれば事なきを得る場合すらある。
自分の選ぶ道は命にかかわる毒の道なのか。
そんな道はそう多くは無いと思う。
必ずその前には警告となるべきお知らせもあるだろうし、軌道修正はいくらでも出来て、少量の毒は免疫を作ることにもなる。
結局どの道を進んでも大丈夫、ということは、凶方と相剋という学びからも得ることが出来る。
ただ方位として相剋は使える、人間関係でも使える、というだけでない。
その都度、その凶方と相剋という関係性の枠に当てはめて考えることで、単純に思われることでも何にでも応用がきく。
こういう頭の体操は、私なんかより、もっと出来る人はたくさんいると思うから、本当に、使い方は無限のはず。
もっと私自身教えてほしいし、私ももっともっと活用を見いだしたい。
一人の力なんてちっぽけ。
でも多くの人が集まればスーパーコンピューター以上のことを導き出せると思う。