名前に対して

私の学ぶ気学では、五大真理の姓名鑑定も学びます。

使える字、読み下しなど奥深さがあるのですが、自分もそうでしたが、現代は、良いか悪いかとか、一番良いかどうかとか、正しいか正しくないかとか、どちらかに振り分けようとしたり、順位をつけようとしたりする思考が強いと感じます。

でも名前を考える上では、その考えを外す概念を持つことが大事なのではと思えます。

名前とは人間自身を表すものと同じ。

人間はロボットのようにそんな明確なものではないものですよね。

人間は短気なところもあるようで、気長なところもあったり、細かいところもあるようで大雑把なところもあったりもします。

物のように中身の成分を計測出来るようなものでもないし、白黒明確に分類分析出来るようなものでもない。

時と場合によって反応が違うのが人間。

名前も名字や生まれ持ったもの、育ってきた環境、これからの人生に求めるもの、様々なものによって、その人に合う名前というのは微妙に違ってくるもの。

この字は使っていいと聞いた、この字は悪いと聞いた、ということばかりが一人歩きしてしまわないようにしたいし、良いといわれている字から計算式の答えを出すように名前に触れないようにも気を付けたい。

ご自身で考えられる場合は、自分と向き合って、どう生きたいのか、ということを考えるよい機会にしていただければと思うし、関わらせていただく場合は、その人の人生、思いに触れて、一番その人が求める生き方に寄り添って考えさせていただく。

名前は、読み下しが難しいというような話以前に、芸術と同じようなもので、基礎的な知識は必要だけれど、あとは生きざまや思いが出るのだと思います。

だから自分自身こそが身を引き締め、考え方を正し、行動を律しなければ、と思っています。