二黒中宮のときの六白金星とは
二黒中宮とは、2016年の年盤であり、2016年の2月、11月の月盤であり、2017年の8月の月盤でもある。
その二黒中宮の盤面で、六白金星は南に廻座する。
その六白金星の廻座する南を本籍地にしている星は九紫火星。
九紫火星と六白金星は相星ではない関係。
相星でない、ということは?
それでなくても「ちゃんとやってよ」が口癖と笑われる六白さんが、上からよく見えて苛々する九紫の場所に座る、となれば土星の人が南に廻座するのとはワケが違う。
おまけに相星でもなく、火は金を溶かす。
燃え過ぎれば自分を溶かしてしまうことになる。
火星と金星をつなぐ星は土星。
中宮は二黒土星
二黒土星は母なる大地。
六白金星は、自他ともに認める実力の持ち主であることは間違いない。
でも自分という人間を産み育ててくれた人がキーマンであることを忘れないようにしたい。
暗剣陥入直前、ということは?
南廻座の後は北の陥入。
六白金星だけは陥入のときに暗剣がつく。
虎だけでも怖いのに、狼まで待ち受けられているようなもの、ととらえるとするなら、そんな状態の中に飛びこむのに、丸腰で行くなんて自殺行為であることは明白。
では何が必要か?
準備、ですよね。
暗剣陥入直前に六白金星の人がすべきこと
南に廻座しているときは、人から注目され、今までやってきたことが評価されるときでもあります。
それでなくても普段からイケイケの六白金星さんにとってみれば、この調子でガンガン突っ走ろう!!という気持ちになりがちなところが落とし穴。
真冬の到来に真夏の軽装のまま突っ走ろうとすれば風邪をひいてしまいます。
フルスロットルで駆け回れるぐらいのパワーがあるように思えるかもしれませんが、そんなときだからこそ、足元をしっかり見て、二黒土星のように一歩一歩着実に、九紫火星のように丁寧に進んでいくことが大事。