政治に興味はありますか?
私は気学の勉強をするまで、政治なんて遠いもので、それより日々の自分の暮らしが大事、という感じでした。
最近ニュースで話題になった待機児童の問題もありますが、介護の制度が変わって、なかなかデイサービスに預けにくくなる人もいるのだそう。
もちろん消費税が上がれば生活にも直結してくるけれど、保育園やデイサービスに預けられなくて仕事が出来なくなってしまうような人の収入を考えたら、お買いものの中の2%ずつの負担はどうなのだろう? 簡単に嫌だ、困る、と言ってしまっていいのかなと思えます。
そんなことを考えていて、ふと思ったのです。
日盤を意識する、ということは、何かが起これば、これは何の星が担当していて、こういう意味だろうか、ああいう意味だろうか、と考えを巡らせますよね。
気学を知る前ってどうだったでしょうか?
目に見えないことについて、そんなに考えたことがありましたか?
まあ恋愛時代なら、あの人の気持ちはどうなんだろう?なんて考えたかもしれませんが、それは客観的とも違いますよね。
気学はもっと客観的に考えませんか?
誰かの気持ちがどうか、ではなく、辞書を引いて英文を訳したいときのように、九星という持つものの意味と照らし合わせる、という客観的行為。
こうやって客観的行為を繰り返す、ということが日盤を意識する大きな意味でもあるのでは、と感じました。
四緑木星は正しいことに従順という意味があります。
この正しいことに従順、ということは、ちょっと言葉が誤解を生みやすいように思うのですが、嫌いな人がこうしたほうがいいよ、と言うと、何だか嫌じゃないですか、その通りのことをするのは癪に障ると言うか。
嫌いとまでは言わなくても、子供のときを思い返しても、宿題しなさい、と言われて、今するところだったのに…と思っていたら、言われたことで、すっかりやる気が失せてしまったことってあると思います。
でも客観的に考える、を取り入れて考えてみます。
宿題はしないといけないなら、誰がいつどう声をかけてもやらなくちゃいけない。
そうシンプルに結論が出るじゃないですか。
いつも自分の行動に「感情」を介在させない訓練。
これが日盤を意識するうちに、ついてくるように思ったのです。
そしてこの、行動に感情を介在させない、ということは、言葉を変えれば、戦略と戦術、ということでもあり、先に書いた介護や待機児童と消費税の問題だと思うのです。
目先のお金の目減りが嫌だ、というような感情を取り除かなくては、本当に将来的に考えて得な選択は出来ない、ということです。
日盤を意識しても、当たった外れた、全然思った未来にならない、何の意味になるの? と思っている間は、戦術の状態だから、まだ最初のステップのところでグルグルしている状態。
最初は戦術しか考えられなくても、そこから戦略を意識してくことを視野にいれていければ、きっと大きな変化に繋がってきます。