人を動かす

年盤月盤一白中宮が重なるのを前に、今一人一人の決意決断がやっぱり大事なときに来ていると思える。

いつも目標は、今ちょっと頑張れば叶えられるかな、という思いではなく、これ、本気で叶えられるかな? ぐらいの望みでなければ、人は自分の持っている十二分の力は出しえない。

そう思っていたけれど、改めて気付いたのは、「今ちょっと頑張れば叶えられるかな」という思いの目標、願いは一人で頑張るだけで叶うというきっと宇宙の査定になって、「これ、本気で叶えられるかな? 」ぐらいの望みであれば、当然一人では無理査定になるからじゃないかということ。

だから人が動いて助けてくれる=それぐらい大きな目標でないと人は動かないということ。

自分一人で叶えられる望みなんて自分が試行錯誤するだけ。

気楽な分、孤独もあるし、くじけることもあるかもしれない。

でも自分一人で叶えられない望みを、人と共有して試行錯誤することには、くじけそうになったときも仲間がいればモチベーションも上がりやすいし、楽しみも生まれやすい。可能性も一人の頭ではない、別の視点も入るのだから、当然広がるはず。

だから、目標、願い、望みは、人に言ったら、えっ?!と思うぐらいのスケールでいいということなんだ。

一白水星は陰中の陽。

外側は陰だけれど、中には確かな陽がある。

心の中に大きな決意決断が必要になってくる。

当然大きな望みには大きな苦労はつきもの。

大きく動こうとしても無理。

今は小さい動き。

ただ決意だけは大きく持ちたい。

簡単に手に入らないから決意決断が揺らぐこともあるかもしれない。

それでも揺らがずにいられるのは、大きな決意に多くの応援を得られるから。

一人で出来るような夢を一人きりで持続させるのは案外難しいということを一白水星という孤独星は教えてくれているんだ。

だから一白水星はすぐに孤独感を持ってしまう。

でもそれは、それだけ望みが小さいからなんだ。

大きな望みを大声でひけらかすのではなく、大きな望みを、たった一つの宝物みたいにひっそりと自分の中に秘めておく。

そうすれば、みんながその望みに手助けしようと動いてくれる。

一人の力は小さくていい。

必要なのは、みんなで力を合わせたい!と思うような大きな望みを持つかどうかなんだ。

 

いつも記事を書きながら、どうしてこんなふうに感じるのか、自分でもわからない。

以前、今日は五黄中宮だから、こういう話しにしよう、と考えて書いたこともあったけけれど、そういう日の記事は読み返してもたいしたことを書いていないので、そういう書き方はやめようと思った。

それより勉強の合間や、起きてきた出来事から、これはどういう意味だろうと考える延長の中で、これってつまりはこういうことなんじゃないの?!という気付きが出てきて、忘れっぽいからそれを書き留めていく。

そうすると、書いている途中から、またもっとそこからの気づきが出てくる。

だからいつも自分で書き終わって、自分で、そうだったんだ…となる。

この不思議な感覚はちょっと自分でも不思議。

でもこれも一白の年だから、こうやって深く深く掘り下げることで気付きがあるのかもしれない。

だとすると、これは私だけでなく、誰しもに言えることで、一つのことに、どんどんと深堀りしていけば、その人なりの気づきがきっと出てくるはず。

人の気付きはしょせん人のものでしかない。

常に答えなんてわからなくてよくて、わからないわからない、と思考する事でたくさんのこれかな?これかも?違うのかも?を得ることが自分の財産になるはず。

一白水星は壬の星。

妊娠の妊。

自分をしっかり太らせることが出来る年。

この「気」をしっかり活かしたい。