日盤吉方に行っても、私の母より年配そうな方が、コンビニの店先でスマホを一生懸命いじっておられる姿を見かけたりすると、すごいなぁと思ったりします。
私自身も、何でもかんでも、わからないことが出てくると、ネットで調べるので、ネットを使わない母なんかは、今は本当になんでも調べられて便利な時代ね~と感心しています。
そんな中でふと感じるのは、今の世の中、早いイコールいいこと、遅いイコールダメなこと、という図式が成り立ってしまっている気がすることです。
そして、そういう遅いことがダメという考えが、今いろいろ自分たちを苦しめてしまっている原因のように思ったりしました。
早いことはもちろんいいこともたくさんありますが、だからといって遅いことを否定していないかどうかを振り返れば、色々なことがラクになると思うのです。
ネットで買えば家にいながらにして、たくさんの情報の中から欲しいものを探せます。
それに比べて実際歩いてお店に出向いて探そうと思えば時間も体力も使います。
でもそれはすべてマイナスでは無く、わざわざウォーキングをせずともカロリーの消費になって体力もつくという点ではメリットもあると思います。
また子供さんに、早く早く、と言ってしまいがちですが、いつも急かしてしまうと、自分で考える力、自分で判断する力はつかないでしょう。
確かに早く結論が出たりしたほうがいいこともありますが、じっくり取り組むことにもメリットはあり、一つのことに対して、損か得か、といつも考えるのではなく、いつも何をやっても得、メリットがある、という思考でいれば、自分自身もラクだし、脳の仕組み的にも、いつも得、プラスのことに目が行く習慣が出来ていると、自分が気付ける以上のお得情報を脳が気付けるようになり、幸せの最短距離を進むことが可能になってきます。
自分のやることに本来無駄なことなんて無くて、すべてがメリットのあること。
ただ、何をやるか決めていない人、どこに向かいたいか決めていない人にとっては、毎日がただのルーティンワークになってしまい、今が何のための時間なのかがわからず、どんな時間もが自分にとってメリットのあること、という考え方はできなくなってしまいます。
まず今日、今、自分はどこに向かうために過ごしているのか、しっかり把握すること。
そうすれば、どんな時間も無駄ではなく、すべてがそのゴールにたどり着くための貴重な時間となって充実してきます。