終わることは何となく怖いような、避けたいような感じがするかもしれません。
ずーっと続けば続くに越したことは無いと思えるかもしれません。
でも終わらなければやっぱり困るのです。
そして終われば新しく始めればいいだけ、なのです。
冬越えする花はみんなそうかもしれませんが
桜の花は、しっかり冬を越さなければ春に花が咲かないそうです。
花を終わらせ、しっかり冬の寒さを経験し、その中で耐え、生き残った木だけが
あれだけの花を咲かせることができる。
永遠に続かせる方法なんて考えなくていい。
永遠に続かせる方法を考えて不安にならなくていい。
すべては始まれば終わるのだから。
考えるのはどうやって終わらせるのか、
終わらせた後どう新しく始めていくのか。
次の一手、次の次の一手を考えることが大事。
そうすれば何の不安もない。
不安になるのは続かせたいのに終わりそうになるから。
終わった後のことをしっかり考えていないから。
斜め上の目標をいつもかかげ、
そこに向うことを見据えるだけで、不安は感じなくて済むようになる。
こんなことも九星の流れを知るとよりよくわかるようになる。
ただ終わることは怖くないし、始めればいいだけ、と言われても
言葉としわかったとしても、ただこれだけなら右から左へとうわすべりしてしまいやすい。
でも九星の流れを知り、八白土星が一日の始まり、一年の始まりを担当し、
終わりと始まりを教えてくれていることや
一白水星から九紫火星の流れを知って、運の消長がわかっていれば
「終わることは怖くないし、始めればいいだけ」という意味が
多面的に理解出来て深い納得につながっていく。
九星の意味合いをしっかりわかれば何にでも応用出来るから生きていく中で困らない。