立ち上がれないショック

先日ドラフト会議があり、それに関するニュースを読んでいましたが、ヤクルトの監督まで勤められた古田敦也さんも、ドラフトを確実視されながら指名漏れとなった過去があるのだそうですね。

ハナから候補に上がっていなければ、もちろんその時点でのショックはあるでしょうが、確実視されていた中での指名漏れというショックはいかばかりなものでしょうか。想像を絶します。

同じ野球を頑張っていても、上位指名であったり、複数球団からの指名、という道を歩む人もいれば、指名されない人もいて。

今後の進路、というところで切り取って見てしまえば、これほどの辛さは無いぐらいでしょうし、落ち込み具合で言えば人生の中で最高に深い底を感じる出来事なのではないかと思います。

でも古田さんを見てみれば、人生最大に近い底を見たであろうと思われますが、その後の活躍を考えると、本当に辛い時というのは通過点でしかなく、その後をどう生きるか、どう向き合えるか、にかかっているのだなと教えられます。

 

昨日料理をしていて、よく新聞紙を使うのですが、煮物の合間に見た投稿欄に、受験生たちの投稿がありました。

一日10時間勉強するとか、税についてもっと詳しく学びたいと思ったとか、色々志の高い学生さんの言葉は本当に素晴らしいと思う反面、この人たちが挫折したときはどうだろうか、立ち上がれるタフさを持っているだろうかと感じました。

 

気学を学んでいると、季節の循環、冬の時期の大切さが改めてわかるようになってきます。

気学を学ばなくてもわかることでもありますが、何故か気学を学んでいると、今まで知っていると思っていることについても、どんどん気付きが出てきて、今まで理解しているように思っていたことに対しても、今ほど理解出来ていたとは言えなかったことに気づかされます。

 

親として、何度でも立ち上がれることを教えるって、ものすごく大事なことだと思いました。