先日、終戦記念日ということもあり、テレビで、戦争を振り返るような番組を見かけました。
その悲劇を繰り返さないためにも、そのときの痛みや悲しみを語り継いでいく必要性なども言われていました。
でもどうでしょうか?
どれほどの深さで、戦争を目の当たりの人たちの思いを今の人は感じているでしょうか?
戦争は確かにやってはいけないこと、という認識はあっても、そのときの多くのことに思いを馳せることがどれぐらい出来ているでしょうか?
犠牲になった人たちがいて、その、事の重大さに、今という平和があって、その思いが受け継がれなければどうなるのか。
でも現実はどうでしょうか。
今はそんなことより楽しいことにあふれていたり、逆に日々の生活で精一杯で、自分が幸せになること、不幸にならないことで頭がいっぱいではないでしょうか?
過去の人がどうだったか、今、という世界がどういう経緯を経て成り立っているのか、そんなことにまで思いを馳せている人がどれぐらいいるでしょうか?
正直私は持てていませんでした。
それは今気学を4年ほど学んでみて、やっと感じたことです。
気学を学ぶ前の自分がそういう思いを持てていないことに気付けてもいませんでした。
気学は人間を育てるものとも言われますが、まさしくその学びの中から、思考が深まっていく、広く思いを馳せる習慣が身につくことが、本当の気学のすばらしさだと、毎年見かけるニュースを見ていて、自分の感じ方の違いに、少しの成長を感じました。