一白水星は陥入、という落ち込みがきたり、苦労があったり、ということで、一般的に良いイメージではない。
でも裏という意味もあり、裏側に隠れていた問題が出てくるから、やっと手をつけられる、ということも言える。
見えないものは手をつけることも出来ない。
これってすごいことだと思える。
失敗やうまくいかない苦労に思えることがあると、何で…と悩んで気持ちが落ち込んだり、不満に思ってカッカしたりするかもしれないけれど、やっと手をつけるチャンスが出てきた、と思って、即、次の行動につなげないともったいない。
苦労、始まりがあって、やるべきことが見えて、やることを決意し、それを二黒の継続につなげていけば、やがてやりたいことへの基盤が出来てきて、三碧の朝日が昇る、につながってくる。
常に時間は刻一刻と前へ進んでいく。
苦労、という一点でとどまるのではなく、苦労があれば、次にどうすべきか、という、常に、次は、次は、という流れを意識する思考回路が、気学を学んでいると出来上がってくる。