怒りという感情は意外と大事だと思えた。
怒るから手離せる、ということはある。
九紫は離宮であり、燃える火の星、衝突の星。
怒りに燃えるから、やってやる!という感じの力の原動力になることもある。
やっぱりどんな出来事も、活かそうと思えば活かせる。
それを悪、とらえるかどうかは人間の心の判断。
「怒りが沸いた=悪い感情が沸いた、腹が立つ、マイナス気分にさせられた」
というのではなく、
「怒りが沸いた=怒りが沸いた」
ただあるがままそのまま。
そこから、人を責める感情に走るのか、そのおかげでやってやる!という奮起の感情をもらえた、と喜ぶのか、分岐があるだけ。
前にバカリズ●さんのドラマに人生の分岐点に戻れるタクシーのお話があったけれど、実際の人生は分岐点には戻れない。
だからやり直しのきかないことを自覚して、それを嘆くのではなく、もっと分岐を大事にすればいいこと。
分岐していくから今までの道から外れることが出来る。
今までの道から外れることが怖い、外れたくない、今までのままの道でいい、というならかなり思考がマイナスに向いていると言える。
次の道が今まで以上に良くなるビジョンがなければ、本当に今までより悪いビジョンの通りの道を進むことになる。
怒る。
それは捨ててもいいものだからこそ、ふんぎりのチャンスをもらった、という角度で見てみる。
怒ることは悪、みたいにして、怒らない怒らない、冷静に…とごまかしてしまえば、ストレスとなってこじれてしまう。
知恵があれば次につなげることが出来る。
自分の中に不要なものが無いか、手離すべきものが無いか。
怒ったとき、ちょっと考えてみて、手離してみると、新しい何かが始まってくる。