子育てにおける『言い方』

子育てのとき、どう言えば言うことを聞くのか、良い言い方は、というような話があると、詳しく聞きたくなってしまうものだと思います。

でも気学を学んでいて、営業が上手なのは九星で言うと二黒土星だという話しがあります。

おしゃべりが好きなのは三碧木星だったり、七赤金星だったりなのですが、おしゃべりは苦手な方に含まれるような二黒土星が営業上手、というのは一見不思議な感じもします。

でも二黒土星は技術力の星。

しっかり着実に商品知識などを勉強していることで、言葉は武骨でも何を聞かれても答えられる、よく知っているというところが要因なのだそうです。

 

結局は一歩深く考えていくと、営業がうまくいく、ということは信頼されるということ。

その信頼とは、取り扱う商品でもあり、取り次いでくれる人への信頼。

人を信頼するときに言えることは、その相手がよく商品のことなどを知っているかどうか、ということもありながら、その人がどれだけ真面目に努力してくれる人なのか、ということでもあると思います。

結局営業のとき、口八丁手八丁で上手に話せることが必要なのではなく、無意識にでも人間性を見られるということ。

 

だから子育てでも、『言い方』が問題なのではなく、言う方の親の生活態度がどうであるか、を子供は的確に見透かしているということ。

スティーブ・ジョブズのスピーチは人を惹きつける魅力があるとよく言われます。

あれはそのスピーチ力がずば抜けているのではなく、スティーブ・ジョブズの生き方が素晴らしく人を惹きつけるから、その言葉に魅力を感じるのだと言えます。

『言い方』ではなく、自分自身がどう生きるか。

そこを振り返ってみると、親子関係はガラっと切り替わってきます。