気学を学ぶと、家族がどの星か、職場の上司がどの星か調べたりする。
そうすると、だからあの人はこうなんだ、と納得してしまうこともよくある。
それで納得して理解して上手につきあっていける分にはいいと思うけれど、だから厄介だ…、と思ってしまうのではもったいない。
その人を九星で見て判断が出来たということは、その人個人として見るより少し客観的に見ることができたということ。
せっかく一歩引いてその人を見ることが出来たら、今度はその人がどうしてそのような言動をするのか、そこに注目して自分の気づき、ステップアップのきっかけにしたい。
厄介な人も自分を映す鏡。
相手にももちろん意味はあるけれど、自分もそうさせている発端の一因。
自分がよりよく成長していくための何かを教えてくれている。
そういう視点で客観的に見る。
それが九紫火星の見るであり鑑定であり智慧。
九紫火星は離宮でもある。
そうやって知恵を働かせることが出来るから余分なものは離れていく。
余分なものを離すには知恵を働かせ、遠く高い位置から客観視して判断すればいい。
あの人は〇〇星だからつきあいづらい、面倒くさい、厄介、で終わってしまっていたらもったいない。
気学はものすごく奥が深い。
学んでも学んでも尽きることなく深まっていく。
学んだことをどんどん伝えたい。