好きなものから嫌いを考える

自分を変えたい、よくしたい、という場合、自分を知ることが大事。

でも自分を知ることは自分のことなのに意外と難しかったりします。

では好きなことは何でしょう?

特に無い…という人もいるかもしれません。

でもよく考えてみましょう。

特別なことでなくていいのです。

無趣味でも好きなことはあるはず。

食べることが好きとか、寝ることが好きとか。

そうすると、例えば食べることが好き、となれば、それを細分化します。

お腹がいっぱいになることが好きなのか、

食べたことのないものを試すのが好きなのか、

誰かとワイワイ食べることが好きなのか。

一口に食べることが好きと言っても食べることのどういう部分が好きかという種類があることに気付くと思います。

そしてお腹がいっぱいになっても食べたい、止まらない、という原因は何が考えられるのか。

小さいころお行儀よく食べなさいと怒られたことで、1人でのんびり好きなように食べられることが嬉しくて食べたいのか。

小さいころお金に苦労して好きなものが食べられず、今は自分で稼いで食べることが出来るからどんどん食べてしまうのか。

それとも自分をごまかしていることや自分と本心のズレによるストレスで食べても食べても満足しなくて食べてしまうのか。

これも様々な原因が考えられます。

家が厳しかったとするなら、何故親は厳しくしたのか、親の育った環境やそのときの家庭事情に思いを馳せてみる。

お金に苦労したとしたら、その中で親はどういう思いで自分を育ててくれたのかと思いを馳せてみたり。

ストレスであるなら、自分が、しょうがないや…と思ったり、それぐらいはみんな当たり前に受け流していることだし…と思ったりしていることが、自分が思っているよりストレスになっているという自分の心の声に耳を傾けてみたり。

そうやってどんどん自分というものをクローズアップしていく。

そうすると、自分ってこういう人間だったんだとか、そういう部分が意外と傷になって引っかかっていたんだとか、色々な気付きがある。

そうやって気付かなかったことに気付けると、次に進んでいける。

気学を学ぶと一つの星にいくつもの象意、意味があることを知る。

だから鑑定するときも、この状況はこの星の意味だろうか、あの星の意味だろうか、という色々考える癖がつく。

その癖がつくことで、自分を掘り下げることもやりやすくなる。