先日の講座の中で、指で後天定位を覚える、という話が出たとき、私はやっぱり恵まれているなぁと思えた。
私が最初に気学を学んだのは今の流派ではない気学。
それでも数あるらしい気学の流派の中では、本命だけで見る流派もあるのに、私が学んだのは月命、傾斜も出す流派。
線路も天道の話もあったし、指で後天定位を覚える、という話もしてくれていた。
まったく違う流派だったら混乱してしまっただろうから本当によかったと思うし、すごく優しく丁寧に教えてくださる先生だったから、それまでまったく知らなかった世界の気学というものにも興味が持てて、今の気学にも出会うことが出来た。
あのときの先生には本当に感謝。
そういえば講座が済んだら、私もその先生のように占いブースのようなところで占い師として働けるように考えてくださっていたりしたことも、これを書いていて思い出した。
その、指で覚える話を教えてもらったときも、質問者さんの前で何か見ながら鑑定するより、机の下の見えないところで、指で出来たほうがいいから覚えてね、と教えてもらったので、しっかり指で出来なきゃ!と思いながら覚えたことが懐かしい。
不思議なご縁に乗せられて今に至るけれど、昔やったことが、今になって大事だったとわかったりすると、その時点では何が未来につながっているか本当にわからないものだなと思えるし、あのときのことがここで役に立つなんてとも思えるし、あのときからちゃんと始まっていたんだとも思うと感慨深い。
話も色々巡り合わせがあって、対面講座はやっぱりおもしろい。
後天定位。
そんな後天定位を覚える、という話からだけでも、まだそこから気づきがあって、今度機会があったらこういう話をしようと色々思い浮かんでくるのも楽しい。