素敵になるために

先日作家の唯川恵さんとモデルさんの対談記事を読ませていただいた。

リアル「セシルのもくろみ」?稲沢朋子さんが唯川 恵さんと語る「大人の女性として、成長するということ」

素敵になれるよう、中身を磨かないと、と思うんです。

こう話したモデルさんに対しての唯川さんの言葉にハッとさせられる。

「素敵って結果だと思うの。」

モデルさんの言葉は、パッと聞いていると何の違和感も無いように思えるけれど、唯川さんのお話を読んでいると、なるほどな、と思える。

素敵になるために、何かをするというのは違うかもよ。素敵って結果だと思うの。やりたいことを突き詰めてやっていくことで、結果として素敵になれるんだよね。SNSで誰もが自分を発信できるようになったけれど、「いいね!」をたくさんもらいたいと思って投稿していると、だんだん本当の自分自身から離れてしまう。誰かの評価なんてどうでもいい。自分がやりたいことを突き詰めていった先に、「素敵」があるんじゃないかな。

素敵になりたいということの裏には誰かにそう言われたいという気持ちがある。

でも誰かに、という自分以外のアクションによってしか成り立たない目標を達成するには、その環境とタイミングが必要になってくる。

でも自分がやりたいんだ、ということを目標にすれば、自分がそれをやれることで目標は達成できる。

そして誰かに、という自分以外のアクションが起こってくるためには、やっぱり輝いていることは大事。

自分がやりたいと思えることをやっていけば、嬉しくて自然と輝いてくる。

そういう人のところに、人も評価も縁もお金も寄ってくる。

だから自分が本当は何をやりたいのか、ということを知ることは大事。

何もせずにラクに遊んで暮らせることが一番やりたい、と思える人は、頑張ってやっても無理だった、という傷が心に残っている。

植物はアスファルトが土を覆っても、その固いアスファルトを割ってでも上へ伸びようとするように、生物である人間も、本来雨風に打たれても、頑張って花を咲かせるような使命に向かうことに生き甲斐を感じるもの。

でも人間は脳の発達によってツライことには都合のいいように思考をすり替えてしまう。

花を咲かせるなんて大変だ、そんな無理せず生きたほうがいいと。

でもそういう本来の自分とのギャップは、吉方を取って、名前を整えることで整っていく。

そうすれば本来何がしたくて生まれてきたのか、ということに気付けるようになる。

ただ吉方を取っても名前を変えても、傷が深ければ深いほど、時間もかかる。

気学は天体学なので外れは無い。

行動すれば行動した分の結果は出る。

傷はもう平気、それがあったおかげで、と意識の切り替えが出来ると吉の出方は早まる。