捨てたら、途端に必要になって、また買い直さないといけなくなるかもしれないから取っておく、というケースも多いかと思います。
それは運が悪い人の思考パターン。
運がいい人は、常に自分はうまくいく、常に自分の選択はベストな選択、自分はいつもベストな道を選べている、というビジョンがあるので、こうしておけばよかった、捨てなければよかった、という後悔が現実に起こりません。
必要なときには何故かうまいこと自分のところに欲しいものが手に入るようになっています。
また捨てたことで、今よりよくなる自分の想像が出来ていないとも言えます。
今あるものなんか必要なくなるぐらい、もっといいものが手に入る、他から用意される、自分で買えるようになる、というビジョンを持つから、運のいい人はより運のいい未来になるし、運の悪い人はどんどん運が悪くなってしまいます。
もちろんやるべきことをやらずに、ただよくなる未来を待っていても無理ですが、やるべきことをやっているつもりなのに、なぜ自分は幸せでないのか、と疑問に思う人は思考の癖が自分のスカートを踏んづけています。(笑)
自分はやるべきことをやり、うまくいっている、という視点で周囲を見渡さなければ、見えるチャンスも見落としてしまいます。
使わないものは、感謝して処分する。
使わず家にしまい込んでいれば、その物は活かされているとは言えません。
物でも人でも、自分以外のものを活かさなければ、自分は活かしてもらえず自分を生かすことは出来ません。
あるなら活かす、活かせないなら活かせないものを手元に置いてしまった自分を振り返る。
新しいから捨てられない物なら、その不要な物に限らず、何でもかんでも欲しい欲しいと欲しがって、人からもやって欲しいやって欲しいと欲しがったり、チャンスを与えて欲しい欲しいと欲しがって、でも本当に自分は与えてもらったものを活かせているのかどうかを振り返る。
過去の思い出の物なら、過去の自分のほうがよかった、という気持ちが捨てられない。
未来の自分がよくなるビジョンが描けていない。
新たな未来の自分のために、過去の自分を変えることが出来ないでいる。
自分はもっと未来に向かってよりよい方向性に切り替われるはずなのに。
今までの自分が正しい、今までの自分がいい、自分は正しいのに、という執着が残っている。
思考の癖は簡単には直りにくいもの。
だから気学で「気」を整え、自分らしく、自分が一番伸びていく方向性に常に修正していけば、自然に捨てること、不要なものはもらわない、買わない、という思考が身に付き、気に入ったものを必要なだけ買うという習慣も身についてきます。
捨てることに罪悪感を持ってしまったり、後悔がストレスになるようであれば、ぜひ気学と思考の癖を直すことが有効です。