占いといえば、当たってなんぼ、当たらない占いなんて意味がない。
まあそうだと思います。
でも気学を勉強していて当たることよりもっと大事なことがあることに気付かされます。
ウォーリーを探せ、という絵本が昔ありました。
似たような赤いシマシマの洋服を着たメガネのウォーリーを探すわけですが、そういうのを当てることが目的であれば、細かい部分に目を向けることが大事です。
でも気学はそもそも何のために使うのでしょう?
幸せになるため、人生を楽しむためです。
確かに小さなウォーリーを探すことも大事。
でもたくさんいるウォーリーに似た人物を楽しむ、全体像を楽しむことだって楽しみの一つ。
これ、と決めずに見ることで、違う視点でも楽しめる。
九星の意味を知ると、何か出来事が起きたとき、この星のことだな、という見当がつきます。
例えば八白なら家のことかもしれない。
でももしかしたら切り替えにきているかもしれない。
もしかしたら目標に向けての力が足りていないのかもしれない、
もしかしたら上から目線になっていることへの注意かもしれない、
逆に俯瞰することを求められているのかもしれない、
色々な可能性を思い浮かべることが出来れば、自分の思う未来に沿わせる方向性に展開していくことが出来る。
でも最初に家のこと、と決めつけてしまったら他のことに目が行きにくくなってしまう。
幾通りにも、こうかも、ああかも、という選択肢を持っていれば、そこから自分がどうしていきたいか、という意思を持ち、そこからどう行動していくか、の指針にするための気学を活用したい。