一白水星について考える

一白水星は白という色を担当している。

白ってどういうことだろう、とあれこれ考えてみた。

白いキャンバスがあって、何か描こうかなーとしたら、横からそのキャンバスの持ち主が、

「きれいに描いてくださいね」

「ここからはみ出さないでくださいね」

「この色以外使わないでくださいね」

などと、あれこれ注文され、にらみをきかせていたら、嫌だろうなぁ、みんな避けていくだろうなぁと思った。(笑)

誰に何を描かれても、自分は揺らがない、いくら何をどう描かれても平気、キャンバスを広くすれば、また白いところだって増えるし、ぐらいの気持ちが、北の一白陥入には必要なのかもと思った。

今年は一白中宮の年。

白いキャンバスを広げ、誰にでもなんでも描いてもらうことで、どんどんたくさんの人が、喜んで集まってくる。

一白の人に人が寄ってくるのは、選別しないから。

星の持つ意味はまったくの自分の知らない世界の話ではない。

天と地とその間にあるすべてに当てはまるのだから、そのすべてから学ばせてもらえるとも言える。

星の特性を深く考えてみることで、より深い理解につながる。

そして与えられて教えてもらったことからでも、もちろんハッとさせられるけれど、自分で気付けた理解は、より自分にとって必要な深い理解につながるからおもしろい。