この世には見えないけれど「気」にあふれているそうです。
色々な話の中から「気」について学び、少しずつ自分の中で理解は深まっていたつもりでしたが、昨日改めて感じたのは、「人」の持つエネルギーってやっぱりすごいな、ということ。
気学を勉強する中で、自分自身の改善も少しずつ意識していたつもりでしたが、どうも片付けは苦手でした。
そこで、年が切替わる前に新しいことをもっとしたい、と思っていたこともあって、一念発起して整理収納の講座を受けたのですが、片付けの本や、テレビ、雑誌などで知識を増やしてもなかなか実践できない理由がわかりました。
それは知識を頭に入れても、行動にうつせるエネルギーが足りなかったんです。
人によっては自分で変えていこう、という強いエネルギーがあって、自力で変えられる人もいるでしょうが、なかなか長年「自分」というものを培ってきたものを変える、ということは難しいです。
例えば知識を得て、資格を取るだけなら独学でもいいかもしれません。
でも片付けのように、自分が出来るようになりたい、ということは、出来ない人には出来ない理由がある。
片付けのうまい下手ではなく、普段の生活態度、感情の動き、自分を構成するすべてが、今の自分を作っていて、その結果、片付けが出来ない、という状態につながっているのです。
片付けをうまく出来なくさせてしまっている原因を自分の内側に持っているのです。
でも、整理収納の講座を受け、整理収納を教えてくださる人と対面するということは、片付けを上手にするための「心遣い」まで肌で感じて、相手の「気」が自分に直接大きな影響を与えてくれる、ということです。
よく手編みのマフラーはもらいづらい、なんていう話もありますが、人の「気」はモノにまで入り込むことを、何か無意識のうちに感じています。
手料理には愛情をプラスするから美味しくなるなんていうことも言います。
人と出会うことは、本から得られる量の何倍も大きなエネルギー、自分の内面を変化させられるぐらいの大きなその人の「気」を間近で感じることができます。
自分の内面から変化を起こさせ、ステップアップさせて今までより幸せになっていくためには頭の中の知識をただ増やして満足していてはダメだな、と感じました。